• ホーム
  • ヘルペスの再発を抑制する治療薬バルトレックス

ヘルペスの再発を抑制する治療薬バルトレックス

2019年10月05日
男性と話している医者

バルトレックスは、ゾビラックスを改良したヘルペス治療薬です。ゾビラックスの有効成分であるアシクロビルは、ヘルペスウイルスの増殖を阻害する効果は非常に高いのですが、アシクロビルは吸収効率が悪いというデメリットがあります。アシクロビルが体内に留まっている時間が短いため、口唇ヘルペスの治療に用いる場合は、1日に5回もの服用が必要です。

この吸収効率が悪いというデメリットを解消したのが、バルトレックスです。それはバラシクロビルを主成分としており、体内へ吸収されてからゾビラックスの有効成分であるアシクロビルへと変化するという特徴があります。体内に取り込まれてからアシクロビルへと変化するため、体内に残りやすく効率的なヘルペスウイルスの増殖阻害が可能です。ちなみに、バラシクロビルのように、そのままの成分では効能を発揮せずに、体内に吸収されて初めて効能を発揮するようになる治療薬をプロドラッグと言います。

また、吸収効率を改善したバルトレックスには、副作用も少ないというメリットもあります。ゾビラックス自体も副作用は少ない治療薬ですが、バルトレックスはさらに副作用が現れにくくなっており、安心して服用可能です。稀に生じる副作用としては、腹痛や下痢、吐き気といった消化器系の症状が多く、頭痛や眠気を生じることもあるとされています。

口唇ヘルペスの治療に用いる場合、ゾビラックスは1日5回の服用が必要ですが、バルトレックスの服用回数は1日に2回で済みます。服用する期間としては5日間とされており、1回当たりの服用量は500mgです。なお、食事の影響を受けにくい治療薬なので、好きなタイミングで服用できますが、服用間隔は12時間空けなければいけません。バルトレックスの治療効果を高めるには、口唇ヘルペスの症状が現れたら、可能な限り早い段階で服用を開始するのがポイントです。バルトレックスはゾビラックス同様に、ヘルペスウイルスの増殖を阻害するという作用を持った治療薬であるため、早期での治療を開始することで、症状悪化を防ぐだけでなく治癒までの時間も短縮することが可能です。

また、バルトレックスは、発症した口唇ヘルペスへの治療だけでなく、継続服用して再発予防するという服用方法もあります。継続服用する場合は、1日1回毎日決まった時間に500mg服用しますが、もし継続服用している期間に口唇ヘルペスを発症した場合は、一時的に通常の治療と同じ1日2回の服用を5日間続けて、症状が改善したら1日1回の服用に戻すという服用方法となります。ヘルペスの再発に頭を悩ませている方は、再発予防のための継続服用も有効な選択肢となるでしょう。

このように、バルトレックスはゾビラックスの効能はそのままに、服用回数や副作用を減らしたヘルペス治療薬です。唯一のデメリットとしては価格が高いことが挙げられますが、バルトレックスジェネリックならお得にヘルペス治療ができるので、金銭的な負担が心配な方は検討してみると良いでしょう。