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世界初のヘルペス治療薬ゾビラックスで最短治療を目指す!

2019年09月17日
悩んでいる男性

ゾビラックスは、1988年から販売開始された、アシクロビルを有効成分とするヘルペス治療薬です。アシクロビルは世界で初めて人間の細胞に影響を及ぼすことなく、ヘルペスウイルスのみに効果を発揮させることに成功した成分で、販売が開始されてから30年以上経つ現在でも頻繁に使用されています。ゾビラックスは、口唇ヘルペスや性器ヘルペスの原因である単純ヘルペスウイルスだけでなく、水疱瘡や帯状疱疹の原因ウイルスである水痘・帯状疱疹ウイルスへの効果も期待できる治療薬です。

口唇ヘルペスや性器ヘルペスは、一般的に再発時よりも初感染時の方が症状が重くなる傾向があります。ヘルペスウイルスに初感染した際に、治療薬を使用せずに自然治癒させようとした場合、2週間から3週間程度かかると言われていますが、ゾビラックスを服用することで最短1週間で治癒させることが可能とされています。もちろん、初感染時のみでなく再発時の治療にも使用されており、服用することで早期での回復が可能です。

ゾビラックスの有効成分であるアシクロビルは、ヘルペスウイルスの増殖を阻害することが可能な成分です。ヘルペスウイルスは人間に感染すると、デオキシグアノシン3リン酸などの酵素を取り込むことで、自身のDNAをコピーしていきます。アシクロビルは、感染した細胞に到達するとチミジンキナーゼという酵素によってリン酸化して、アシクロビル三リン酸へと変化します。アシクロビル三リン酸は、デオキシグアノシン3リン酸と構造が似ているため、ヘルペスウイルスは、デオキシグアノシン3リン酸と間違ってアシクロビル三リン酸を取り込んでしまうことで、DNAの複製ができなくなるのです。なお、アシクロビルは、患部にのみ存在するチミジンキナーゼがないとリン酸化しないため、正常な細胞へ影響を与えることはありません。

このように、初期感染時の重い症状に対しても最短1週間で治癒させることが可能なゾビラックスですが、体内からヘルペスウイルスを完全に排除できる治療薬ではありません。あくまで、ヘルペスウイルスの増殖を阻害する効能を有する治療薬なので、ゾビラックスの効能を最大限発揮させるためには、ウイルスが増殖を始めた初期段階で服用することが重要です。

また、ゾビラックスは、血液内に含まれる有効成分を常に一定以上保つことで効果を発揮します。したがって、口唇ヘルペスや性器ヘルペスの治療に使用する場合、1日に5回服用することで血中濃度を保つ必要があります。1回当たりの服用量は、成人が服用する場合、アシクロビルとして200mgとされており、服用する間隔は4時間以上空けましょう。

ゾビラックスは副作用が現れにくいヘルペス治療薬ですが、比較的多いとされる症状としては、腹痛や下痢、吐き気などが挙げられます。また、これらの症状よりも発生頻度は低いものの、頭痛や眠気といった副作用が現れることも確認されています。さらに、ゾビラックスの服用により、肝機能検査値の異常が生じることもあるため、肝障害の方や肝臓機能の低下が懸念される65歳以上の方は、必ず医師の指導に従って服用しましょう。